ここからページの内容です

伊藤 大真さん インタビュー

看護師としてのキャリアアップのため
勤務しながら1年で学士を取得

伊藤 大真さん

総合病院 救命救急病棟ICU 看護師
伊藤 大真さん

Profile

愛知県在住。看護専門学校を卒業後、県内市民病院の手術室、大学病院ER(救急外来)を経て、結婚や子どもの誕生を機に実家に近い総合病院へ転職し、救急救命病棟ICU(集中治療室)に勤務。在職3年目の時に4年次編入学し、学士を取得。5・3・1歳の3児の父。

大卒が増えている看護師 今後に向けて考えた学士取得

Q現在のお仕事について教えてください。

救急救命病棟のICU(集中治療室)に勤務しています。ER(救急外来)に搬送されて処置を終えた患者さんを、状態が落ち着いて一般病棟へ移るまで担当します。勤務は三交代制で、夜勤は月に5回ほどです。

Q入学の理由、経緯を教えてください。

看護の専門学校が減って大学が増えている環境で、大卒の看護師が、特に下の世代に増えてきています。そんな中、キャリアアップや、自分に自信をつけるために学士の取得を考えました。大学院で特定スキルを身に付けることも視野に入れており、それにも大卒資格が必要です。
タイミングとしても今の職場で3年目、看護師になって10年目の、仕事が落ち着いて余裕が出てきた頃で、何かもう少し自分に課してもいいのではと思いました。
だれか一緒に始められる人がいると心強いと思い、同じ病棟にいた歳の近い先輩と後輩を誘い、3人で同時に入学しました。

Q取得できる学士が看護学士でなくても問題ありませんでしたか?

そこにはこだわりませんでした。相談した看護師長からも「まず学士を取った方が、フットワークがよくなる」とアドバイスを受け、まずは大卒資格、学士をと考えました。これを足がかりに多様な可能性が開けます。
看護専門学校卒の学歴を生かせ、最短1年で取れるのも魅力でしたね。初めての通信課程だったので、学修の進め方を試してみたいという気持ちもありました。

福祉の学びを看護の仕事に生かす 目標を作ることがいい刺激に

Q福祉の大学、また、日本福祉大学を選んだ理由は?

急性期の病棟では目の前の治療だけに目が行きがちですが、特に脳外科、脳出血の患者さんなどの場合、退院後の生活や社会復帰に向け、社会福祉を知っておくことが役立ちます。ICUの段階から先を考えられるとより患者さんのためになる看護ができ、一般病棟へ送る時にもスムーズにいくと考えました。
これまで経験してきたのが手術室、ER、ICUなので、福祉は自信のなかった部分で、その知識を身に付けたいという思いもありました。

日本福祉大学の通信教育部にも看護師の学生が増えているようですが、今の職場でも卒業生が数人いて、県内のよく知った大学という安心感もあり、学士取得までの道筋が明確で、働きながら学びやすいシステムも整っていました。

Qご家族の反応はどうでしたか?

妻も看護師ですが同意見で、入学に賛成でした。期間が短く、学費も高くなかったので、思ったよりも手軽にできたというのが正直な感想です。

Q仕事をしながらの勉強は大変ではなかったですか?

そもそも看護師の仕事は日々勉強で、毎日何かの資料を読むことが習慣になっています。それが大学の学修に置き換わった感覚で、負担には感じませんでした。テスト前は時間が足りないと感じたこともありましたが、具体的な目標、期限があることでむしろ勉強しやすかったです。

あと、一緒に入学した先輩、後輩と声をかけ合い、情報を共有したり、進み具合を確認したりができたことが大きかったですね。心強かったです。

Q勤務が不規則ですが、どのように学習を進めましたか?

オンデマンド科目とテキスト科目を半々ぐらいで受講しました。両方使えるのが便利でした。
家ではオンデマンド科目。子どもが寝た後にタブレットやパソコンを好きな場所に持っていって講義を受けました。職場ではテキスト科目。夜勤の休憩時に、5分、10分といった時間を見つけてページをめくりました。
全体では、夜勤の前と後はこれだけ、休みの日はこれだけ、というように勤務に合わせて自分にノルマを課し、クリアできなかった時は休日に調整するようにしました。

関連情報

願書・資料請求

願書・資料請求

『出願手続要項』やパンフレットなど、入学に関する詳しい資料請求は、こちらからお申し込みください。

資料請求する願書・資料請求

入学説明会日程

入学説明会日程

日本福祉大学 通信教育部では、全国で説明会を開催しています。

入学説明会日程を確認する入学説明会日程

お問い合わせ

お問い合わせ

日本福祉大学通信教育部へのお問い合わせは、電話、FAX、Eメールにて直接受付させていただきます。

お問い合わせフォームはこちらお問い合わせ

ページの先頭へ

ページの終端です