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学長・学部長メッセージ

学長メッセージ

日本福祉大学学長 原田 正樹

日本福祉大学学長
原田 正樹

自己実現を越えて、相互実現を探求する学び―
その「学びあい」が「ふくしの総合大学」の学びです。

 現代社会は、超少子高齢化が進行し、人口減少や単身世帯の増加など社会構造も大きく変化しています。コロナ禍では、社会的格差が拡大し、孤独・孤立や生活困窮など生きづらさを抱えた人たちが多数存在します。終わらない戦争や世界情勢の不安定化などが相まって、私たちの暮らしを取り巻く問題状況は複雑化の一途を辿っています。

 この深刻な事態に立ち向かっていく上で、確かな知識と技術、使命感をもって人々のくらしを支える専門職が必要です。また「万人の福祉のために、真実(科学)と慈愛(価値)と献身(行動)」を身につけた「人財」が求められます。

 日本福祉大学は「ふくしの総合大学」として、どうしたら全ての人が幸せ(Well-being)になれるのかを探求します。それは自分らしさや個性といった自己実現を越えて、お互いがよりよく生きるという相互実現ができるような社会を目指した学びです。

 2001年にスタートして今年25年目を迎える本学通信教育部は、このような社会の複雑な問題に対応し、さまざまな領域から人々のくらしを支える専門職や市民を数多く養成し、社会に輩出してきました。

 本学の教育プログラムは、すでに医療や福祉現場で働いている人たちや、これから専門職を目指したいという人たちの学びやすさを重視し、ICTを駆使したインターネットを通じて、いつでも、どこでも学習可能な環境を整えています。また、インターネットを通じた学習だけでなく、北海道から沖縄まで全国各地でスクーリングを開催し、対面授業やワークショップ形式での学びを提供するとともに、学生同士が学びあう地域学習会の場を設けるなど、福祉系大学の通信教育部の中では、質、量ともに日本のトップランナーです。

 新たな知識と技術、使命感を身につけて、様々な人たちや社会に向き合い、これからの地域共生社会を創出していきたいという意欲と志のある皆さんが、本学通信教育部で学ばれることを期待しています。

学部長メッセージ

福祉経営学部長 杉本  浩章 教授

福祉経営学部長
杉本 浩章 教授

万人のために、真実の追究を

 私たちは長らく、日本社会の姿を「少子高齢社会」と表現してきました。今後も少子化社会であり高齢化は進みますが、その6文字では、私たちの暮らしを言い表すことが困難な時代へと突入します。

 その未来に対して、いたずらに不安や焦燥感を煽るのではなく、かといって、変化を拒み現状に留まる選択をとることなく、誰も見たことのない未来にある真実を見定められる人が求められます。

 約70年前、戦後の混乱と復興への期待が入り混じったなか、日本福祉大学は誕生しました。当時の日本社会はベビーブームが終わったとはいえ、人口が大幅に増加していく途上にあり、高齢化率は5%程度の若い国でした。

 約25年前、本学通信教育部はICTを活用した「ふくし」教育のフロントランナーとして登場しました。介護保険制度の始まりとともに、数年後に訪れる超高齢社会を見据え、誰もが「少子高齢社会」を認識した時代といえるでしょう。

 これから数十年先の未来、日本の人口は本学開学時と同水準まで大幅に減少しますが、一方で、高齢化率が40%近い国となります。そのとき、私たちの(こどもや孫世代の)暮らしはどうあって欲しいですか。どうかどうか、‟ふ”つうの“く”らしの“し”あわせを実感していて欲しいと願うのです。そのような未来を築くことができるのは、今を生き、学び続ける私たちです。

 福祉経営学部は通信教育課程に特化した学部であり、日ごろはインターネットを通じた学生生活を送ることとなります。一方で、ICTだけに頼らない直接的なコミュニケーションも活かした「人と出会い」「人とつながる」通信教育を目指しています。年間約70回にわたるスクーリング科目の開講や、国内フィールドワーク、地域学習会など、多様な経験をもつ学生同士が直接に議論を交わし、自らの考えを深めていく機会も大切にしています。

 未来にある真実が気になった方は、ぜひ、日本福祉大学福祉経営学部の扉をたたいてみて下さい。

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