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丹羽 佐紀子さん インタビュー(2)

メリットの大きな社会福祉実習免除

Q生活相談員の経験から実習免除※でした。その点はどうでしたか?

デイサービスの先輩から「社会福祉士をめざすなら実習免除になる経歴を持つのも一つの手段だよ。そのうえで実習を受けるかどうかは選べる」と聞いていました。
学びという意味では経験した方がいいと思いますが、子どもがまだ小さく、何日も預けることが難しかったので、やはりありがたかったですね。時間、費用面もそうですが、早くから試験へ目を向けて集中できたこと、生活リズムを崩さず、子どもに影響を及ぼさなかったことは大きなメリットでした。
実習がネックになっている人で、可能性がある方は調べてみることをお勧めします。

Q資格を取得して念願の社会福祉協議会に転職。見事スキルアップを果たしました。

面接が試験の一週間前で、「受かりますか?」と聞かれ、「はい!そのつもりで勉強しています」と答えました。「資格の有無で活躍の場もひろがりますので、ぜひ取ってください」と言っていただきそれも最後の集中力につながりました。
広く福祉に関わりたいという希望が叶い、民生委員や児童委員、地域で活躍している人などの、それまで遠い存在だった身近な地域の方とも接するようになり、世界が広がっています。

Q大学で学んで変わったこと、仕事に役立っていることはありますか?

考える姿勢ができたことです。
スクーリングの授業で「価値と倫理」という言葉が何度も登場し、それについて深く学ぶ中、自分と利用者さんは価値観も物事の捉え方も違うことを理解しました。
だからこそ自分自身の考え、根本をしっかり持たないときちんとした対応ができないとわかり、考えながら仕事をするようになりました。

Q他に大学で気付いたことや感じたことがあれば教えてください。

セッションやスクーリングに参加した際に、多くの方と出会いました。
同じような境遇や環境で学んでいる人が多く、年齢層も幅広く、目上の方も多かったことから、安心感やまだまだ学べるという勇気ももらいました。生涯学習として学ばれている方もおられ、目標もさまざまでした。

また、先生方の背景も様々で、その経験談がとても面白かったです。多様な現場で社会福祉士として活躍されている先生方の講義、また、仲間の目標を聞いていると、本当に多くの活動の場があるのだと実感できました。

社会人になってからでも学びたいと思うことは、きっと続く

Q今後の目標を教えてください。

社会福祉協議会にはこれまでのキャリアを活かしたキャリア採用なども多く、コミュニケーションの取り方や事務作業の能力など、皆さん色んな「らしさ」や、ここが強いと言える得意分野を持っていて、刺激を受けています。私もそれを持てるように引き出しを増やしていきたいと考えています。
福祉分野だけでなく、必要と感じることを取り入れて行きたいです。
現在は言語の勉強に興味をもっています。今いる地域は外国籍の方も多く、専門知識に加えてその方の国の言語でちょっと挨拶ができるだけでも安心してもらえると思います。オンラインでの学びが身近になったからこそ、この経験を他にも活かしたいと考えています。

Q入学を検討している皆さんへメッセージをお願いします。

社会人になって興味を持ったことを学ぶのは楽しくて、だから続きました。社会人になってからでも学びたいと思うことは、続くことだと思います。
私も続けられるか不安でしたが、入学してしまえば、「もうすぐ試験だよ」「〇〇を忘れないで」と通知してくれるシステムもあり、先生方の相談しやすい体制づくり、試験会場での応援など、熱心さにも支えられました。
日本福祉大学通信教育部にはそんな環境もしっかり整っています。気持ちがあるなら、ぜひチャレンジを。

※実習免除についてはこちらをご確認ください。

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