木村 圭佑さん インタビュー（3）

実践で時間をかけて学ぶ以外に
問題解決力を身に付けられるのが大学

Q今後の目標や将来の夢を教えてください。

目標にしているのは、リハビリテーションとその他の専門領域や、行政、地域社会とをつなげることです。リハビリテーションを含め、専門職としてその専門性を深めることは必須です。しかし、その専門性を活かすためには連携が必要不可欠です。
目標の実現に向けて、これからも専門職連携、そして教育に関わっていきたいです。
特に各専門職養成校への、卒前教育としての専門職連携に関するカリキュラムの追加、卒後教育としての専門職連携教育の継続を、多職種・多機関で実施できるようなシステムを構築するお手伝いができればと考えています。

Q入学を検討されている方へのメッセージをお願いします。

多くの方が、社会に出てから実践的に学ぶ中で、直面する問題に対する解決力を身に付けていると思います。しかし、それには時間や経験が要されます。また、良質な職場環境がなくてはなかなか達せられないという面もあります。
大学に入学することで、実践的に学ぶ以外の方法で問題解決の視点や力を身に付けられ、さらに、同じ学生から学ぶことでも、自分自身の成長の一歩につながります。ぜひ、勇気をもってその一歩を踏み出してください。