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伊藤 さかえさん インタビュー

デイサービスの相談員から
キャリアアップ

伊藤 さかえさん

地域包括支援センター
センター長・主任ケアマネージャー
伊藤 さかえさん

Profile

神奈川県川崎市在住。愛知県名古屋市生まれ。昭和音楽大学短期大学部卒業。就職、結婚、離婚を経て、シングルマザーとして子育てをしながらデイケアセンターの相談員として働く。その中で高齢者の医療や福祉の課題に直面し、仕事と並行して日本福祉大学通信教育部で学ぶ。卒業と同時に社会福祉士資格を取得。同年6月、川崎市内の地域包括支援センターの発足(7月)に合わせて、社会福祉士として入職。入職の翌年にはセンター長・主任ケアマネージャーに。センターでは、特に介護予防と地域連携に力を入れており、かつて学んだ音楽のスキルをセンターが行う介護予防教室などの活動に活かすことも。

高齢者の方々に生きる希望を持ち続けてほしい
そんな思いで、介護予防事業に注力

Q現在のお仕事について教えてください。
市からの委託で社会福祉法人内に設置されている地域包括支援センターで、センター長・主任ケアマネージャーとして勤務し、全体の管理を行いながら、実務としては高齢者の方々やその親族からの総合相談、権利擁護などの相談に応じています。
※地域包括支援センターとは
介護保険法が定める、総合相談・支援、介護予防ケアマネジメント、権利擁護、包括的・継続的ケアマネジメント支援を主に行う公的機関。主任ケアマネージャー、社会福祉士、看護師、事務担当で構成される。
Q伊藤さんのセンターでは、特に介護予防と地域連携に注力されているそうですね。

介護予防も兼ねた歌声喫茶ではご自身でマイクを握る

介護予防も兼ねた歌声喫茶ではご自身でマイクを握る

頑張って日本を支えてきた高齢者の方々に、生きる希望を持ち続けていただきたい、いつまでも元気でイキイキと暮らしていただきたいという思いから、介護が必要になる前に、そうなるのをできるだけ防ぐことを目指しています。具体的には、健康体操、転倒予防、脳や身体の老化予防の教室などを週3回ペースで開催しており、全国の地域包括支援センターの中でも、最も介護予防事業を充実させていると自負しています。そのためにも、地域とのネットワークづくりはとても大切です。

介護虐待の可能性に、対処がわからず思い悩む日々

Q福祉を学ぼうと思ったきっかけは?
以前はデイサービスの相談員として働いていて、あざやアイロンのやけど跡などから虐待の可能性を見つけることが数多くありました。が、ケアマネージャーに相談しても、状況は変わりませんでした。また、ご本人の年金はあるはずなのに、なぜかお金を出せないという家族も多く、必要なサービスが受けられない利用者を見るたびに、「そこには何があるのだろう?」と疑問を抱いていました。
しかし、どうしてよいかわからず、知識のなさ、力のなさを痛感しながら、「何か自分でできることはないのかと思い悩んでいました。そこで、高齢者に関わる福祉を勉強し、役立つ知識をつけたいと思ったのです。
ただ、1人で子ども3人を育てていたので、仕事を辞めることはできません。だから、フルタイムで働きながら学べる通信教育の道を探しました。

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