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社会福祉士×精神保健福祉士 卒業生対談
国家資格を手にするまでと、その中で得たもの
卒業生対談
Discussants
それぞれ社会福祉士、精神保健福祉士の資格取得をターゲットに定めて本学に入学。
仕事や家事・育児を両立させて見事合格を手にした卒業生2人に、挑んだ背景や実感を語ってもらいました。
(年齢や役職等は取材時のものです)
人生を見つめた時に見出した目標
国家資格の取得に向け慎重に学校選び
- Q田中准教授:現在の状況を教えてください。
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鈴木氏:2児の子育て真っ最中です。2人目は社会福祉士の試験後すぐに出産しました。
宮内氏:市役所に勤務しています。現在は福祉と全く関係ない管理部門ですが、過去に障害福祉関係の業務も約5年経験しました。
- Q田中准教授:入学のきっかけ、国家資格を目指した理由は?また、日本福祉大学を選んだのはなぜですか?
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田中 和彦(たなか かずひこ)
日本福祉大学 准教授
研究分野は精神保健福祉。特にアルコール依存症や薬物依存症などアディクション問題へのソーシャルワーク、支援ネットワーク形成の研究と実践に取り組んでいる。宮内氏:数年前に病気になり、人生を振り返りました。何か自分の身になるようなことができないかと考えていて浮かんだのが、障害福祉関係の業務に関わった時のことで、その経験を生かせないかと思いました。また高校卒業後に経済的な理由で進学を断念していたこともあり、「福祉 通信」で検索して出てきたのが日本福祉大学でした。決め手になったのは学校説明会です。本当に現実的なのかを確かめたくて参加した入学説明会で詳しく話を聞き、これならできるという感触を得て、精神保健福祉士を目指すことにしました。
鈴木氏:児童養護施設で働いていた頃、相談にのってもらっていた大学時代の先生に「社会全体の中で子どもを見た方がいいよ。社会福祉士の資格を取れば?」と言われていましたが、ムリだと思っていました。ところが退職して出産後にその先生が亡くなった時、背中を押されているように感じました。いくつかの学校を調べて比較し、何日も通わなくても単位が取れることや必要な費用が明確だったこと、合格率の高さからの日本福祉大学を選びました。
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- Q田中准教授:お二人とも現場経験を通し、より深いものを求めたことが学びにつながっています。では、入学して学んでよかった点は?
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宮内氏:私は高卒だったので多くの単位が必要でした。そのため興味のある授業以外も取ったのですが、結果として、広く知らないとできないことの多い管理部門の業務にも役立っています。障害福祉以外も介護保険や生活保護、権利擁護など、学んだことは法的なことが多く、それらが直接ではなく間接的にですが、各部署を管理するうえでも生きています。
鈴木氏:私は生活にハリが出ました。毎日の買い物、家事、育児という繰り返しの中、外の世界と多くの知識に触れ、昔の熱い思いややりたかったことも思い出しました。勉強のため子どもと向き合う余裕がなくなるのではなく、逆にそのワクワクが子どもに向かうエネルギーになりました。
- Q田中准教授:スクーリングはどうでしたか?
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鈴木氏:同じ志や目的意識を持った仲間に出会え、むしろ家事や育児の息抜きにもなりました。
宮内氏:楽しみでした。グループワークでテーマに沿って色んな意見を聞けるのも勉強になりました。せっかく来たのだから何か持って帰らないともったいないという気持ちで取り組み、積極的に質問し、必要ならまとめ役もしました。障害のある当事者や家族の話を聞く機会もあり、仕事の時とは違う立場で、1人の人間として話を聞けたのはとても大きかったです。
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