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社会福祉士×精神保健福祉士 卒業生対談

経験を経た今だからこそ知識が浸透
新たな目標、夢を見つけた

Q田中准教授:社会に出てから大学で学ぶ意義は何でしょうか。

福祉職×看護職 卒業生対談_05

宮内氏:高校を卒業した時点と社会に出てからでは、視点が違うと思います。少しは成長しているし、人間としての深みが出ている中、違った景色が見えるのでは。私自身、経験というフィルターを通して授業で聞くことを裏付け、納得できました。今でよかったと思います。

田中准教授:経験があると、理論、学問が実践と結びつくということですね。

鈴木氏:同感です。18歳で行った大学は自分探しの目的もあって、社会保障など、同じことも勉強したのですが、わけがわかりませんでした。今の私には響きました。学びたくて学ぶのはこんなに面白いんだと知りました。

田中准教授:特に社会保障の知識はリアルで、今後につながり、役立ちますからね。

鈴木氏:誰もが学ぶべきではと思う位です。知らないで生活するのはもったいないです。対人関係、相談援助の理論や問題を捉える視点は、仕事をしていた時に知っておきたかったと感じました。でも今だから理解できるんですよね。

Q田中准教授:これからの目標を教えてください。

鈴木氏:生活の中で困難を抱えている人が大勢います。居場所のない子どもたち。お母さんにもギリギリの状態の人がいて、どこに相談していいかわからない人も多い。そんな人たちのお手伝いがしたいですね。民間、NPO、行政……どんな形かはわかりませんし、自分の力量と向き合いながらですが、社会福祉士の資格や学んだことを生かし、地域で間口の広い活動ができたらと考えています。

田中准教授:制度にはまらない人も多い現状から、狭義の福祉に捉われないつながれる場や仕組み作りは必要で、魅力的なことです。

宮内氏:私の仕事は異動があるので、これからどの分野に関わるはわかりませんが、興味があるのは、社会問題にもなっているメンタル面のサポートです。休職した人の職場復帰や、そこまで行く前のケアなど、支える仕組み作りが仕事の中でできたらと考えています。また、まだ先のことですが、定年後は精神保健福祉士の資格を生かし、そういった分野で活躍したいという気持ちもあります。

田中准教授:仕事が続けられる職場づくりも重要なメンタルヘルスサポートです。最後に、入学を迷っている人にアドバイスをお願いします。

宮内氏:とにかく、やれば答えは返ってきます。どんなモチベーションを持つかだけ。飛び込んで、泳げるかどうかだけです。背負うものがあるのも力になりますよ。

鈴木氏:迷う時点でやる理由、やりたい気持ちがあるのだから、それを大切にしてほしい。サポート体制も整っているので、きっとできます。頑張ってください。

田中准教授:卒業生にそう言ってもらえるのは嬉しいですね。お二人が言われたとおり、モチベーション維持にもつながる仲間づくりの仕組みも、日本福祉大学にはあります。つながる仲間を増やしていくのも本学の役割で、福祉への興味、学ぶ意欲がその周りにも連鎖していくことで、少しずつ社会を変えていくことができると、私たちは信じています。

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