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社会福祉士×精神保健福祉士 卒業生対談

子育てしながら家族の協力を得て、綿密な計画を立てて通勤時間で

Q田中准教授:時間を捻出するのは大変だったのでは。

宮内 隆浩(みやうち たかひろ)

宮内 隆浩(みやうち たかひろ)
1年次入学
大阪府在住。高校卒業後、市役所に勤務して様々な業務に従事。その中で経験した障害福祉関係の業務を通して多様な学びを得る。仕事と両立しての学士号と精神保健福祉士の資格取得を決意し入学、卒業時に取得。

鈴木氏:なかなか時間を作れないことも多かったですね。講義は、料理や掃除をしながらオンデマンドで聴いていました。夜は子どもを寝かしつけてからやろうと思ってもほとんどは挫折してしまって。でも、休みの日は夫が協力してくれました。

宮内氏:往復約2時間の通勤中を勉強する時間にしました。タブレットを購入して、もう逃げられないぞという気持ちで。それで足らない分は帰宅後に、1時間だけというように時間を決めてやっていました。

Q田中准教授:仕事や育児と両立しながら、モチベーションを保つ秘訣は何でしょう?

鈴木 絵里奈(すずき えりな)

鈴木 絵里奈(すずき えりな)
4年次編入
愛知県在住。大学で人間科学を学び、保育士と幼稚園教諭の資格を取得。卒業後は児童養護施設に8年間勤務し、出産を機に退職。子どもが1歳になる前に社会福祉士資格の取得を決意し、卒業時に取得。

鈴木氏:頑張り過ぎずあきらめない、でしょうか。また、危機感を持つことも。私は祖父から資金を援助してもらったので一単位も落とせないと意識し、子どもにも負担をかけるので、時間を無駄にできないと自分に言い聞かせました。

宮内氏:家計から費用を捻出していたので、同じく一単位も落とせないと意識していました。私の場合は、そのために綿密な計画を立てました。4年間と年間のスケジュールに沿って、ここでこれをやると決め、前倒しで「学習貯金」をし、4年目には資格試験の勉強の余裕もできるように考えました。

田中准教授:飛ばし過ぎず、メリハリをつける。大事ですね。

鈴木氏:同じ状況の仲間を作れたことも大きかったです。そんな環境が整っていました。スクーリングで会った人たちとLINEでグループを作り、状況を報告し合っていたのですが、そのやり取りが忘れていた気持ちも思い出させてくれました。また、辛い時は無理せずにダラダラし、甘いものを食べて気分転換しました。

田中准教授:SNSでの仲間作りも役立っているようです。通信で学ぶのは孤立しがちですが、支えになりますよね。また宮内さんのように、できることを先に先に進めておくのは理想的ですね。特に国家試験がある場合は。

宮内氏:それでも試験が迫ってくると、「大丈夫かな?」と不安になりました。そんな時、国家試験直前合格オリエンテーションでの田中先生の「まだ間に合います」というひと言と、「これをやっておけば大丈夫」という具体的なアドバイスが前に進む力になりました。

田中准教授:1ヵ月前ですね。最後の一押しが支えになったという声は多いです。

鈴木氏:私は試験の前頃に体調が悪くて勉強できず、あきらめかけていました。でも、みんなが思うようにはやれていないと知って、「私もやれるかも」と思い、そこから追い込みをかけました。

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