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お知らせ
第4回「訓覇スウェーデンセミナー同窓会」セミナーが東京で開催されました
2011年10月15日(土)、16日(日)に認定同窓会「訓覇スウェーデンセミナー同窓会」の主催によるセミナーが地域学習会として、東京で開催されました。「自己発達のためのスーパービジョンの必要性を学び、また、専門職の能力を向上させ、職場の問題を分析・解決するためのスーパービジョンの知識と手法を修得する」ことを目的としたこのセミナーは、今回で4回目となります。今回は、「『自我を支える対応法』に基づいたスーパービジョン」をテーマに掲げ、全国から18名の方が参加されました。
セミナー冒頭では、「スーパービジョンとは何か?」「なぜスーパービジョンが必要か?」等、今までの学習を振り返り、今回が初参加となる方も含めてスーバービジョンに関する目的と知識の再確認を行いました。
また、訓覇法子教授による「自我心理学」の講義では、自我機能のうち「防衛機制」、「実際の能力と主観的能力」、「思考過程」、「実在・現実性体験」、「現実検討能力」の5つが取り上げられ、講義と事前に提出された事例(職場内で自分が抱えている(悩んでいる)スーパービジョンを行って欲しい実践場面)にもとづくロールプレイを通して、自分の行動や考え方の検証と評価を行いました。自分が提出した事例を自我心理学からの視点でひも解くことで、自分の思考や行動を知り、今後の課題を明らかにすることができました。参加者からは、今後もセミナーに参加し「自我心理学」の理解をもっと深めたいといった意見が多くありました。
「訓覇スウェーデンセミナー同窓会」では、今後も引き続きスーパービジョンのセミナーを地域学習会として開催する予定です。
※「訓覇スウェーデンセミナー同窓会」
通信教育部で開講しているフィールドスタディ科目「スウェーデン研修」の参加者を中心とした、認定同窓会です。
詳細はこちら https://www.nfu.ne.jp/open/about_department/new_info/2010/101101/news101101.html
【過去に開催した学習会】
※「自我心理学」
心理学の中でも、どのように人間の自我が構築されているかということに、特に関心を持つ学派で、精神分析家ハインツ・ハートマン(Heinz Hartmann)が提唱者。自我(自律的な自我)を従来の精神分析論よりもさらに自立した存在だととらえ、S.フロイトの精神分析が無意識の解明に重点を置いたのに対し、自我構造の解明を理論の中心に置く。
2011年10月15日(土)~16日(日)に行われたセミナーの様子
●当日のスケジュール
【1日目】 平成23年10月15日(土)
12:00~14:00 | 「スーパービジョンとは何か?」「なぜスーパービジョンが必要か?」について 今までの学習の振り返り(グループワーク) |
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14:00~17:00 | 自我心理学入門 5つの自我機能について(講義) |
17:10~19:00 | 事例検討(事例を読んで、比較する) |
19:30~ | 懇親会 |
【2日目】 平成23年10月16日(日)
9:00~13:00 | 事前課題から選出した事例をもとにロールプレイ |
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13:00~14:00 | 次回に向けて、学習内容について確認 |

今までの学習の振り返り

訓覇教授の講義「自我心理学入門」


ロールプレイの様子
参加された皆さんの感想
参加後のレポートでは、以下のような感想がありました。ごく一部ですが、ご紹介いたします。
- 初めての参加であったが、スーパービジョンの重要性が理解できた。
- 今後も継続的にセミナーに参加し、学んだことを業務に役立てていきたい。
- 自我心理学の学習とロールプレイを通して、普段の自分の行動や考え方について、批判的に 検証する良い機会となった。
- 重視されながらも学ぶ機会の少ないスーパービジョンを学ぶことができる大変貴重な時間であった。
- 自分の意識や行動の主体を知るために、自我心理学の学習をさらに深めたい。
- スーパービジョンの知識と手法の修得のために、継続的に学習を続けたい。
■本件に関するお問い合わせ
日本福祉大学 通信教育部事務室 地域学習会係
TEL:0569-87-2932
FAX:0569-87-2308
HP:【nfu.jp】-【お問い合わせ】-【通信教育部事務室】
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