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峯田 有紀さん インタビュー(2)

選択科目の「研究論文指導」で新たな扉を開く

Q取った科目の中で、印象的だったものを教えてください。

選択科目の「研究論文指導」を取りました。テーマは施設入居への拒否感に関するもので、担当をお願いしたのは綿祐二先生です。ご自身で社会福祉法人を運営されていることもあり、取り組みたい内容についてご指導いただけると思ったからです。各所で勉強会も行われていて、学びたい人に扉を開いているイメージもありました。
研究論文に取り組むことで、毎日の中にある疑問も、調査して事実を明らかにし、知識に昇華させられること、それにより同じ現象に対しての見方が変わることなどを学びました。

仕事内容から高齢者分野に興味が偏りがちでしたが、児童福祉や障害者福祉の科目も取りました。単位のためだったものの、幅広い福祉に触れることができて、結果的によかったと思っています。

「相談援助実習」も多くのものを得られました。準備ができていないと実習も流されてこなすだけになりがちですが、「自己覚知」を繰り返してから実習に入る丁寧なプロセスで、はっきりした目的意識を持って取り組めたことが、福祉観の確立にもつながりました。「高齢者に対する支援と介護保険制度」では業務に関する基礎知識を得られ、やっとスタート地点に立てた感じです。

Qお金のやりくりはどうしましたか?

自分の収入からの捻出です。学費は半期ごとの分割納付ができたので助かりました。スクーリングの時の移動などに学割を使えたのも助かり、何だか新鮮でもありました。

Q仕事と大学の両立。どのように学習しましたか?

学習時間は主に昼休みや夜でした。昼休みはオンデマンド授業を聴講。職場の設備を使えたのがありがたかったです。働きながら学ぶには、職場や家族、周りの理解や協力も重要だと思います。
帰宅後は、家事や食事、入浴などを済ませてから、オンデマンド学習やレポート作成などを行いました。
特別な勉強法というものはなく、ひたすらカリキュラムに沿いながら、大学から配信される「先輩の勉強法」などの情報も参考にしました。

学びをもっと深めたくて大学院へ 研究の視点を持ったソーシャルワーカーが目標

Q卒業後、大学院へ入学しました。

在学中から、大学院へ進学してもっと学びを深めたいという気持ちがありました。
選択科目の「研究論文指導」を取ったものの、試験勉強もあったので駆け足で終えてしまった感もあり、もう一度じっくり取り組みたいと修士論文も同様のテーマを考え、同じく綿先生に担当をお願いしました。
福祉を学んでその奥深さ、面白さを見出したということも大きく、現在、ミクロ、メゾ、マクロ視点からの問題の捉え方を習得しようとしています。

Q今後の目標を教えてください。

大学院ではまずは修士課程修了ですが、博士課程も視野に入れています。
たくさんの学んだこと、得たことを生かして仕事の幅を広げ、研究の視点を持ったソーシャルワーカーになりたいと思っています。これは特に最近、研究結果を現場へフィードバックされている方々の活躍を見て思うようになったことです。
研究もソーシャルワークも、社会福祉法人の運営も並行して行っていき、職員の学ぶ姿勢を応援できる組織を作りたいという思いもあります。
運営施設を増やす計画もありますが、より地域に根差したものにしていきたいですね。そこでも学んだことが役立つと思います。

Q入学を考えている人へ、メッセージをお願いします。

整ったカリキュラムやシステム、支援体制、ノウハウの蓄積で、学びたいという思いに応えてくれる大学です。
ただ、二の足を踏む気持ちもわかります。私も入学前は、通信教育というのが魅力である反面、懸念でした。孤独に勉強するイメージや、事務的、機械的、無機質なイメージがあって。でも、日本福祉大学の通信教育は血の通った雰囲気、教育内容で、常に寄り添ってもらっている安心感がありました。
卒業生からよく「日福愛」という言葉を聞いたのですが、それが今、よくわかります。全国の卒業生とつながれるのも魅力では。検討している人は、ぜひスタートしてください。

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