星野 真由さん インタビュー

現在の職場には大学を卒業している同僚がたくさんいて、看護研究のディスカッションや発表では、幅広い知識や経験を活かして事例研究をしています。その姿を目の当たりにして、「もっとディベート力やレポートを書く能力を磨かなければ」と感じたことがきっかけでした。学士を持つ看護師は今後も増えていきますし、将来的に自分が指導をする立場になった時、自信を持って仕事に当たれるように「大学で学んで成長したい」「自分を変えたい」という思いが膨らんでいきました。

学士取得は昇進や待遇にも関係しますし、実際に大学で学び直しをしている上司が身近にいたことも後押しになったと感じています。「自信が得られるだけでなく、看護師としてステップアップするためにも必要だよ」とアドバイスされ、学ぶなら“学生として勉強する”イメージが残っている今のうちに、と入学を決意しました。

通信教育の制度がある大学についてインターネットで検索したところ、リストの最初に挙がってきたのが日本福祉大学で、規模が大きく、地元からも近い愛知県の大学という点に魅力を感じました。合同説明会に参加して他大学の話も聞きましたが、教育内容、学習システム、学費など、総合的に考えて自分に最も合っているのは日本福祉大学だと判断しました。

個別相談では、3年制の看護専門学校の卒業者を対象にした4年時編入学が可能なこと、資格により認定される単位があること、最短1年間で学士を取得できることなどを具体的に教えていただき、学士取得までの道のりが明確に見えたことも日本福祉大学を選んだ大きな理由のひとつです。

授業はすべてオンデマンド学習で受講しました。一つの単元が短くまとまっているオンデマンド授業は、ちょっとした空き時間でも利用できるので、効率よく学びを進めることができたと思います。日勤・夜勤と勤務時間帯が不規則で、当直勤務（17：00～翌8：30）では病院や自宅で待機する時間が多い自分にとって、オンデマンド授業はとても頼りになる存在でした。

また、ライフサイクルにあわせて自由に学習計画を調整できるので、習い事をしているようにリラックスして学習できたという印象も強く残っています。本当はスクーリングにも参加して多種多様な現場で活躍されている皆さんと交流したかったのですが、時間の調整が難しく叶わなかったことが唯一の心残りです。