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片山 朋美さん インタビュー(2)

子どものリズムに合わせてすき間時間で学習
ピンチも家族の協力で乗り越えた

Q大学で学ぶと決めた時の周りの反応は?また、協力は得られましたか?

主人は一言、「いいんじゃない?」と言ってくれました。
通信教育なので自宅で勉強でき、しかもスクーリングも最小限でよいため、家を空けることが少ないということもよかったのだと思います。

試験の時間中やスクーリングで出かける時には子どもを見ていてくれるなど、協力もしてくれました。
実習の時が一番大変で、くじけそうにもなりましたが、そこは実家に協力してもらって乗り越えました。実習中は保育所に預けるつもりだったのが、直前に子どもが病気になったので、最初の5日間は実家に預かってもらいました。

Q在学時期に出産、育児が重なりましたが、どうやって学習しましたか?

子どものリズムに合わせながらで、主には子どもが寝ている時が勉強時間でした。夜は一旦一緒に寝て、2時頃に起きて勉強したり、お昼寝中にやったりと、こことは決めず、できる時にできる勉強をしました。スマホでも講義が聞けたので、いつでもどこでも、すき間時間を利用して進められたのは助かりました。
出産後の2ヵ月間は勉強が手付かずの状態でしたが、目の前にあることをとにかく懸命に、少しずつですが着実にこなしていき、何とか卒業までたどり着くことができました。
また、国家試験の対策は、大学から送られてくる「美浜通信」の合格者体験で紹介されていた参考書と、過去問題集を使いました。合格者の声はやっぱり参考になります。

身に付いた大きなものは、広い視点
児童福祉の学びは実際の子育てにも役立つ

Q現在のお仕事について教えてください。

出産を機に仕事は一度退職していましたが、実習を受けている頃に前の職場から声をかけてもらい、実習終了後に復職しました。
サービス付き高齢者住宅に付随する訪問介護ステーションで、週3回、10~16時という勤務です。自立度が高い方が比較的多く、また、私の勤務時間帯からも、現在妊娠中ということからも、今家事援助や事務業務が中心になっています。
本当はもっと介護に取り組み、技術を磨きたいのですが、第2子の出産も控えているので、それは少し先になりそうです。出産時には一旦休職しますが、目途が立ったらまた復帰するつもりです。

Q学んだ内容はどう役立っていますか?

特にスクーリングや実習を通して学んだ、「物事を色々な視点から見る」という姿勢が、仕事でも、日常でも大いに役立っています。何か起きても感情だけで行動しないように心掛けるようになりました。以前の私にはなかなかできなかったことです。
また、児童福祉に関する学びは子育てにも役立っています。2~3歳の心の変化などもわかるようになったことが子どもへの接し方にも生きており、今後の成長の中でも生かしていけると思っています。

Q後の目標を教えてください。

介護スタッフとしてもまだまだ経験不足なので、これから経験を積んでいきたいと考えています。
復帰後は再び介護スタッフとして技術を磨きながら相談援助のスキルも高めたいと考えています。そして、ゆくゆくは取得した社会福祉士の資格を生かして在宅で暮らす高齢者の生活を支える仕事がしたいと考えています。

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