ここからページの内容です

松本 由美子さん 合格体験記

松本 由美子さん

社会福祉士
松本 由美子さん

初心を振り返り、社会福祉士1発合格を目標に

9月に実習を終えた私は、10月から試験勉強をスタートさせる予定でした。ですが、なかなかやる気が起こらず、焦りが募りました。「1日30分だけはやろう。」と決めていたのに、ログインすらできない日々が続いていました。今回の試験は、もう諦めよう、と思いましたが、来年になったら、今以上に、勉強する気が失せている自分が、容易に想像できました。初心を振り返り、大学を2年間で卒業することと、社会福祉士1発合格を目標に編入したことを思い出しました。そこで、よしやろう、と本気で試験勉強に取り掛かった訳ですが、時はすでに12月でした。短期集中型で試験勉強に取り組んだ私の、勉強方法は、主に以下の3点です。

① 薄い参考書1冊を頭に詰め込む

今から参考書を買う、もしくは読み始める場合、厚くて字数が多いものをチョイスしても、試験日に間に合いません。私は、見た中で一番薄い参考書1冊を選びました。一度黙読しただけでは覚えられない、でも、書き出したり、ノートにまとめる時間はない。そこで、私の場合、声に出して読みました。きりのいいところで参考書に付いていた赤いシートで重要ワードを隠し、そのワードが出てくるか、前のページに戻りつつ確認作業をしました。うろ覚えの部分や、全く覚えられていないところを中心に、繰り返して読むようにしました。模擬試験や過去問をやってみると、参考書のどこにも書かれていない問題もあります。ですが、参考書に載っている事項を押さえておけば、6割の点数はとれる、と、私は1冊を信じました。1冊だけはほぼ完璧にしようと、何度も読み返し、線を引いたり○をしたり、2か月足らずの間に、参考書はずいぶん汚くなりました。

②過去問を丁寧に解く

私は、NFUライセンススクールの過去問トレーニングやweb模試を使い、5つの選択肢を一問一答のつもりで解きました。例えば、「2番の選択肢は市町村長が正解なのに、都道府県知事と書いてあるから×」、のように、自分でどこが誤っているのか、正しく直すとどうなるかを説明しながら解きました。過去問の3年分、5年分、を解くことはできませんでしたが、取り組んだ過去問に類似した問題が出題されたときには、確実に得点できる、という自信につながったと思います。また、1つの科目ばかりに集中しないように、1問ずつだけでもいいので、なるべく全科目まんべんなく取り組むようにしました。手も足も出ない問題もありましたが、もうこれ以上は覚えきれない、と思った私は、その問題について新たに学ぶことを諦めました。大事なことは、満点をとることではなく、6割を確実にとって合格することだ、と言い聞かせていました。

③模擬試験を受ける

模擬試験では今の実力を試すことも大事ですが、本番の試験でタイムロスに陥らないよう、時間配分を知ることが重要だと思います。本番で、時間が足りず解答できない問題が無いように、また、時間が余ったときには、効率良く見直しができるように、時間を正確に計って取り組みました。また、ケアレスミス(2つ選びなさい、という問題に対して1つしか選択していなかった、とか、もう1回読めば、正答を導き出せた、など)対策のためにも、模擬試験を経験してよかったと思います。

以上が、私の学習方法です。

社会福祉士の試験科目は、ほぼ暗記です。思うに、中学時代の科目に置き換えると、歴史や、公民に近いです。そもそも社会科が苦手だった私は、暗記の作業に苦労しました。まずは読み込むことで脳内にインプットする。そしてインプットした知識を、アウトプットできるのか、確認作業をする。インプットとアウトプットを繰り返し、何とか苦手な暗記を克服して合格することができました。ただ、試験勉強を始める時期が遅かったです。睡眠時間を随分削りましたし、仕事も家事も、手一杯の状態でした。この経験から、一日も早く、試験勉強を進めることをお勧めいたします。同時に、今からの試験勉強は無理だと思っている方がおられたら、諦めるのはまだ早い、とも思います。皆さまの合格を、心よりお祈り申し上げます。

関連情報

願書・資料請求

願書・資料請求

『出願手続要項』やパンフレットなど、入学に関する詳しい資料請求は、こちらからお申し込みください。

資料請求する願書・資料請求

入学説明会日程

入学説明会日程

日本福祉大学 通信教育部では、全国で説明会を開催しています。

入学説明会日程を確認する入学説明会日程

お問い合わせ

お問い合わせ

日本福祉大学通信教育部へのお問い合わせは、電話、FAX、Eメールにて直接受付させていただきます。

お問い合わせフォームはこちらお問い合わせ

ページの先頭へ

ページの終端です