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野中 邦一さん 合格体験記

野中 邦一さん

社会福祉士
野中 邦一さん

「じいじ、試験ガンバレ、ぜったい100点!」

昨年の8月、小学校2年生の孫から激励の手紙をもらい、私の試験勉強はスタートしました。60歳で定年退職し、アルバイトの傍ら、消費者被害の防止に関わるボランティア活動を行っています。高齢者や障がい者の方と接することで福祉に関心を持ち、日本福祉大学に3年次編入しました。無事に、留年することなくストレートで卒業し、国家試験にも合格することができました。公私ともに福祉とは縁のない仕事や生活を送ってきた私が、どのような勉強をやってきたかをお話しします。

先ずは、勉強時間の確保です。「年を取ると記憶力が落ちるな~。」と体感しつつ、「若い時の倍は勉強しなければ。」と思い、夜8時に机に向かうものの、疲れているために気づけばオンデマンド授業が終了していることもしばしば。このため、夜の勉強は2時間程度とし、早朝や土・日曜祭日に集中するようにしました。

国家試験を受験する年の科目修了試験は、実習や国家試験対策に集中できるように夏期試験(8月下旬)までに終わるようスケジュールを組みました。また、国家試験までの学習計画を明確にするため、国家試験日までのスケジュール表を作成し、スクーリングや模擬試験・国試講座などの日程を記入、机の前に貼って毎日学習計画の進捗を確認しました。

大学の学習の他にも、国家試験対策として、サブテキストにも取り組みました。サブテキストは試験科目の全19科目が1冊にまとめられている飯塚慶子先生の「社会福祉士の合格教科書」に取り組みました。このテキストにはよくでる人物や年表に「ごろあわせ」が書かれており、暗記力が落ちている私にとって大変助かるものでした。また、新聞の「くらし」や「社会保障」欄にある福祉の特集記事を切り抜き、スクラップブックを作ることで最新の社会福祉の動向を掴みました。あわせて、大学で開講されるスクーリングにはできるだけ受講しました。大学のスクーリングでの同級生との会話も、大いに国家試験に向けてのモチベーションアップに繋がりました。また、NFUライセンススクールの受験対策講座は、可能な限り受講するようにしました。テキストの充実度、解説の解り易さなど素晴らしかったと思います。

実習は地域包括支援センターを希望し、介護保険制度はもちろん、障がい者や児童に関する行事への参加や施設見学を始め、幅広い体験により、実地での知識修得に繋がりました。同じ実習先で実習した仲間もいて、実習前や実習中はもちろん、実習後も情報交換や試験勉強の進捗状況などを話し合い大変刺激になりました。

10月下旬に実習も終わり、いよいよ国家試験まで3ヶ月を切る状態になると、NFUライセンススクールの模擬試験を受講し、試験問題のレベル、時間配分、試験雰囲気などを体験しました。この試験では何とかギリギリの合格ラインでしたが、苦手な科目が浮き彫りになりました。模擬試験の他にも、市販の模擬試験本を購入(2回分)し、国家試験と同じスタート・終了時間で取組み、「何時までに何問まで解く」と決め見直しの時間(5分)も確保できるペース配分を考えました。また、模擬試験とあわせて、ポイント解説講座もあわせて受講するとともに、自分でまとめ直した人物や年表の「ごろあわせ」の暗記と模擬試験(3回分)の問題と解説文を繰り返し読みました。

福祉はまったくの素人ですが、オンデマンドによる自分のペースでの勉強、科目スクーリングや演習・実習指導での先生方の解り易く丁寧な授業、直前オリエンテーションでのアドバイスや激励、またNFUライセンススクールの受験対策講座と模擬試験、太宰府天満宮への合格祈願などなど、充実したバックアップ体制により幸いにも合格することができました。有難うございました。

最後になりましたが、国家試験は孫との約束通り偶然にもちょうど100点を取ることができました。ただし、孫には150点中の100点とは言わず、ナイショにしております。

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