ここからページの内容です

卒業生×教員対談

もう一度学ぶことで視野を広げ、自分の世界を広げる

Q安藤准教授:社会人になってから大学で学ぶ意義とは何だと思いますか?

野中氏:大学へ行くことが主目的ではなく、学びを仕事に生かしたいからなど、動機も姿勢も、また、物事の見え方もエネルギーも違うと思います。私も結果的にですが、あのまま大学にもう2年間いたよりもよかったと感じています。

安藤准教授:仕事に直結する学びだと特にそうですね。役立っていますか?

野中氏:あらゆる所に役に立っていると思います。今後は、高齢者福祉にも関わっていきたいと希望しています。学んだことを生かし、快適な生活などを広く支援していきたいと考えています。

安藤准教授:一般企業で働く人が他分野を学ぶ意義はどんなことでしょう。

伊福氏:会社や業界はある意味狭い世界です。そこだけにいれば井の中の蛙になりがちですが、学生になることで領域が広がり、多くの刺激や影響を受けます。新しい世界や、最前線の現場にも飛び込んだことで、本当に良い勉強、経験ができました。

片山氏:今まで経験してきたことで、勉強してみてそういうことだったのかと納得したことがたくさんありました。そんなことも意義のひとつでは。そして、視野が広がることで、生活にも仕事にもきっと役立つはずです。私もそうでした。

安藤准教授:介護に携わる人が社会福祉士の勉強をすることで、仕事の幅がぐんと広がります。

片山氏:制度の知識など、具体的に役立つことも多々あります。

Q安藤准教授:今後の目標を教えてください。

伊福氏:初心を貫き、福祉で人の役に立つ活動をするつもりです。現在はまた企業に勤めているので、もう少し先になり、具体的に何かはまだわかりませんが。ボランティアでもいいし、たとえば成年後見人なども考えの中にあります。

片山氏:2人目の出産もあるので、長い目で見ていき、まずは現在の職場で介護の技術を高め、将来的には社会福祉士として、地域包括センターで相談員として働きたいと思っています。

野中氏:今、一番関心があるのが長寿支援で、高齢者福祉にも関わっていきたいと希望しています。車を運転できなくなった時の買い物の不便さなど、地方特有の問題もあります。学んだことを生かして快適な生活などを広く支援し、地域に役立ちたいと考えています。

学びやすい環境があるから大丈夫、その一歩を踏み出して

Q安藤准教授:入学を迷っている方に一言、お願いします。

片山氏:私はこれからの人生を考えて、プラスになると思って始めました。そして、育児をしながらでも卒業できました。みなさんにもぜひ挑戦してほしいと思います。

野中氏:オンデマンド学習などインターネットで学べる便利さは、私のような地方に住んでいる人にとってとても心強いです。スクーリングや実習があることで迷うこともあると思いますが、その点でも便利なので、諦めないでください。

伊福氏::弱い人の立場になって考えるのが原点である福祉を学んで、私はある意味、人生観も変わりました。福祉は立場や環境に関係なく、誰もが学んでほしいものです。そして、迷っているということは既に興味を持っているということ。それなら勇気を持って一歩を踏み出してください。その先は前に進むのみです。

安藤准教授:スクーリングや実習でたくさんの学生さんに会います。なかにはご家族の介護中や、自分が障害を持っている方もいるなど、状況は千差万別ですが、共通点はイキイキとしていること。今日の皆さんも、とても魅力的でした。楽しんで学んでいたことがよく伝わってきました。
そんな方たちをサポートし、いい教育を届けられるかが我々の課題。これからもよりよい学びの仕掛けを作っていきたいと思います。

関連情報

願書・資料請求

願書・資料請求

『出願手続要項』やパンフレットなど、入学に関する詳しい資料請求は、こちらからお申し込みください。

資料請求する願書・資料請求

入学説明会日程

入学説明会日程

日本福祉大学 通信教育部では、全国で説明会を開催しています。

入学説明会日程を確認する入学説明会日程

お問い合わせ

お問い合わせ

日本福祉大学通信教育部へのお問い合わせは、電話、FAX、Eメールにて直接受付させていただきます。

お問い合わせフォームはこちらお問い合わせ

ページの先頭へ

ページの終端です