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山崎 真生さん インタビュー(2)

意見を交わして課題解決へと導くプロセスを、仕事に生かしたい。

Q『ふくし・マイスター』の学びでどんな力が身につき、仕事でどのように生かせそうですか?

例題として出された地域課題に対して、話し合いを重ねて解決策を考えるグループワークを行う授業がいくつかありました。同じ目的に向け、協力し合って問題を解決へと導く経験ができました。
消防の仕事は、一つの現場にチームワークで対処します。いろいろな方法がある中から、人を救える最良の答えを見出すため、この学びを生かしたいと思っています。

消防士の仕事は、ふつうのくらしのしあわせを守る福祉の一つ。

Q福祉と消防士の仕事には、どんな関係があると考えますか?

大学時代、「消防士になりたい」と友人に話すと、「福祉とは関係ないんじゃない?」と言われたものです。私自身も入学前は福祉と聞くと、障害のある人を支える、医療に近い仕事をイメージしていました。それが“ふつうのくらしのしあわせ”を意識して学ぶうちに、地域を守る消防士の仕事もその一つであり、地域の福祉に貢献できる仕事だと考えるようになりました。

“地域の福祉”の視点を持てば、より大きな貢献ができるはず。

Q『ふくし・マイスター』として、福祉の知識や視点を周囲の人にも持ってほしいと感じますか?

私自身も最初はそうだったように、消防士や救命士の多くは、“人を救いたい”“体を動かすことが得意”といった動機でこの仕事を選んでいます。そこに“地域の福祉”という視点が加われば、あたりまえの日常を守る意識が生まれ、よりよい仕事につながると思います。そんな消防士が増え、誰もが地域に対する思いを持って仕事に臨めるよう、私も自分が学んできた福祉の視点を、周囲の人たちと共有し、広めていくつもりです。

どんな現場にも対応できる、オールマイティな消防士が目標。

Q今後の仕事の目標を教えてください。

消防には消火・救助・救急・火災予防という、4つの専門分野があります。それらの知識と技術をまんべんなく身につけ、たとえば火災現場に負傷者がいても対応できる、オールマイティな消防士になることを、まずはめざしています。
一方で、『ふくし・マイスター』の学びで知った自助の知識についてもさらに深く学ぶなど、福祉の専門性も高めて、地域に貢献できたらと思っています。

日本福祉大学の豊富な地域貢献の学びは、活躍の場を広げてくれる。

Q入学を検討している人へのメッセージをお願いします。

日本福祉大学は、『ふくし・マイスター』認定に関わる科目はもちろん、それ以外にも地域貢献を学べる機会がとても豊富にあります。それは消防士をはじめとする公務員はもちろん、国内の民間企業で働く人や海外で働く人など、誰にでも関わってくる内容です。ここでの学びは、必ずみなさんの視野を広げ、活躍の機会を増やしてくれるはずです。

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