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お知らせ

2023年度福祉経営学部（通信教育）

入学式および交流会が行われました

2023年5月13日（土）に、オンラインにて2023年度福祉経営学部（通信教育）入学式および交流会が開催されました。
福祉経営学部は、北は北海道、南は沖縄。更に海外から、あわせて毎年1,500人近い方にご入学いただいております。今年度の入学式および交流会には150名の方にご参加いただきました。

●当日のスケジュール

10:00　入学式

開式の辞
日本福祉大学学長挨拶（原田正樹先生）
福祉経営学部長挨拶（藤森克彦先生）
出席教員紹介
事務室からのオリエンテーション
閉式の辞

11:15　交流会

福祉経営学部入学式の様子

まず初めに、原田正樹学長より、福祉経営学部に入学された皆様へ挨拶をいただきました。

祝辞を述べる原田学長

【原田学長挨拶全文】

入学おめでとうございます。
今日、こうしてみなさんとお目にかかることができたこと。
学ぶことの縁（えにし）、学縁を結ぶことができたことを大変嬉しく思っています。

日本福祉大学は、ことし70周年を迎えます。
ちょうど、NHKの放送が開局された1953年、本学も生まれました。

本学の創立者は鈴木修学先生です。
彼は日蓮宗のお坊さんであったわけですが、戦前からハンセン病者への支援、戦後は戦災孤児や障害のある人たちへの支援をされた社会事業家でもありました。
そうした経験から、戦後の新しい時代には、社会事業、今でいう社会福祉の従事者を育てなければならないと考え、日本福祉大学を創立しました。

ただ彼の発想は困った人たちを助けるというだけではなく、「万人の人のための福祉」ということを常に考えていました。
どうしたら、すべての人たちが幸せで過ごすことができるか。

そのことが今日の「ふくしの総合大学」という大学のコンセプトにつながっています。

日本福祉大学では漢字の福祉ではなく、「ふくし」という平仮名で表記して、「ふつうのくらしのしあわせ」としています。
「ふつうのくらしのしあわせ」、つまり誰もが営む、毎日の平凡な生活のしあわせ、でもそれが当たり前でないことも含めて、「ふくし」の尊さやあり方を探求する、その価値を大切にする、そしてそれが実践できるようになる。
そんな学びをしてほしいと思っています。

通信の学びは孤独になりがちです。でも今日、こうして今日、約1500人の仲間ができました。多くの仲間たちと一緒に「ふくし」を学んでください。
そして皆さんの学びを、大学は、教職員が全力で応援していきます。
一人ひとり、ぜひ大切な学びをこの日本福祉大学でしてください。頑張りましょう。

2023年5月13日
日本福祉大学　学長　原田正樹

次に、藤森克彦福祉経営学部長より、入学された皆様への挨拶と、本学部で学び、卒業時に身につけてもらいたい力を表す「ディプロマ・ポリシー」についての説明がありました。