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お知らせ
「大阪地域学習会 福祉の源流から潮流を学ぶⅡ貧困とソーシャルワークについて」 が開催されました
2016年7月9日(土)、大阪市内にある日本福祉大学大阪サテライトにおいて、地域学習会が開催されました。
今回は2015年8月に東京で行われた地域学習会「福祉の源流から潮流を学ぶ」の2回目として実施されました。石井十次の足跡から、その精神を大阪の地で受け継ぐ石井記念愛染園と西成市民館の活動、さらに釜ヶ崎という地域についてゲスト講師の河﨑洋充氏にご講義いただきました。参加者は卒業生・在学生合わせて24名となりました。
【担当教員】
福祉経営学部(通信教育)教授 綿 祐二先生
【大阪地域学習会 概要】
2016年7月9日(土)9:30-18:00
9:00~09:30 | 大阪サテライトへ集合:受付、資料配布等 |
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09:30~10:00 | 講義:地域性よる貧困格差 講師:綿祐二先生 |
10:00~11:30 | 講義:石井十次の足跡 岡山、宮崎、大阪をつなぐもの -石井記念愛染園セツルメントの100年― ゲスト講師:社会福祉法人石井記念愛染園西成市民館館長 河﨑洋充氏 |
11:30~13:00 | 昼食 |
13:10~14:30 | 講義:貧困について日本の法制度から考える 講師:綿祐二先生 |
14:40~16:10 | グループワーク:子供の貧困を考える―私たちに何ができるか |
16:20~17:50 | 発表:ポスターセッション |
17:50~18:00 | ふりかえり・まとめ |
【地域学習会開催の様子】

講義風景(講師:日本福祉大学 福祉経営学部(通信教育)綿祐二教授)


講義風景(ゲスト講師:社会福祉法人石井記念愛染園西成氏民館館長 河﨑洋充氏)

昼食

グループワーク

ポスターセッション

参加者全員で記念撮影
●主催者の声
今回の地域学習会では、「貧困とソーシャルワークについて」というテーマに絞り、綿先生に講義をしていただきました。高齢者、障がい者、児童の貧困で、福祉の法整備が遅れているのが児童であり、生存権、幸福追求権から、生活最低保障について講義があったのち、児童の貧困についてグループワークで参加者同士の意見交換とソーシャルワーカーとして何が出来るかをまとめ、ポスターセッション形式で意見交換をしました。グループワークでは、貧困の認識に個人差が大きいことに気づきました。さらにその貧困の連鎖による子供の貧困が見えにくい現状(学校、家庭における貧困など)を認識し、考える機会になりました。
●参加学生の声
- スクーリングとは全く違う、先生との距離が近くアットホーム感200%で最高でした。
- グループワークで貧困について話し合い、いろいろな視点でいろいろなコメントを聞いて学びがさらに深まりました。
- 日本福祉大学の在校生や先輩の方々とも知り合うことができ、本当に嬉しかったです。
- 河﨑先生の講義の中で、「『温故知新』の先に、未来に夢を馳せる」という言葉を聞いて、なぜ過去の人物、業績を勉強するのか納得することができました。
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