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福祉経営学部 医療・福祉マネジメント学科 スクーリングレポート(精神障碍者と福祉実践Ⅱ)

セッションスクーリング『精神障碍者と福祉実践II』(担当教員:青木 聖久教授)が行われました。スクーリングには精神障碍者の分野に興味を持つ、様々な学生が約140名参加しました。本スクーリングのレポートをお届けします。

スクーリング科目「精神障碍者と福祉実践II」

当事者の声や科目担当者の講義を通して、精神障碍者の生活支援の実践および可能性について学ぶ。

本科目は「精神障碍者と福祉実践Ⅰ」の発展科目として開講されています。「精神障碍者と福祉実践Ⅰ」は、精神障碍者のなかでも統合失調症を中心に、精神障碍を様々な側面から理解することを目標とした科目です。その発展である本科目は、精神障碍者の暮らしを理解し、その支援のあり方を考えるための授業が展開されました。

1.本科目の目標

(1)「暮らし」と「命」

本科目では、生活の視点から、疾患や障碍そのものではなく、そのことによって、暮らしにどのようなことがもたらされているかを理解し、「暮らし」や「命」ということについて追及することを第一の目標としています。

(2)活かすことによって生かされる

社会福祉実践は、精神障碍者や家族から見て、支援内容がわかりづらく、支援者自身もわかりづらい側面があります。そのようなことから、利用者および支援者にとって、ニーズを共有しやすい所得保障、とりわけ障害年金制度を切り口にして、生活支援について迫ります。加えて、本科目では、これらの学びを通じて、受講しているみなさんが、「社会経験を活かすことによって、社会で自分自身が生かされる」ということを考えることを第二の目標としています。

2.講義の構成

様々な精神障碍の内容及び、精神障碍者の 生活支援の実際を知る。

精神障碍を有する本人や家族の話、PSW等の支援者の話を通して理解を深める。

グループ討論を通して「自分及び自分たちがなすべきこと」について考える。

社会福祉実践の具体的な内容を実践的な観点から伝える

今日的な精神保健福祉の課題を知ると共に、社会経験の活かし方について吟味する。

3.講義の様子

まずは、担当教員による全体講義。精神障碍者の生活支援とは何か、疾病や障碍そのものではなく暮らしにもたらされる内容などを、詳しく実践を踏まえながら、講義が行われました。

担当教員の講義終了後は、『私らしく生きる』をテーマに発達障碍者の家族である堀内さんと、うつ病を有している黒川さんの2名をゲスト講師としてお迎えし、シンポジウムを実施しました。

ゲスト講師の堀内さん。発達障碍等の方を支援している障碍者ヘルパー。4人のお子さんが発達障碍を有しているということもあり、支援者と利用者側の両視点から感じた気づきや学びをお話いただきました。

ゲスト講師の黒川さん。うつ病や、さらには、ピアサポーター(当事者経験を生かした活動)としての経験をふまえて、病のことや障碍者の生活のことをお話いただきました。

その後は、3~6名に分かれて、グループワーク。シンポジウムやそれまでの講義を通して、各グループで、感想を述べ合うと共に、「自分及び自分たちが出来ること」について討論がなされました。

担当教員は、約30のグループを見渡しつつ、時に、グループの近くに座らせていただき、学生相互の意見交換に耳を傾けます。ですが、学生相互の意見交換の妨げにならないようにと、基本的に口を出さず、穏やかな表情で居ることを心がけています。

グループワークでの議論を踏まえて、10~12グループより発表がなされました。そこでは、自分及び自分たちができること、さらには、各々の多様な価値観や私らしく生きるために必要な支援方法について、共有がなされました。

最後に、精神保健福祉分野の仕事の現状や課題について担当教員より授業がなされるとともに、参加学生より授業の感想や質問等の意見交換がなされました。

4.担当教員VOICE

メンタルヘルスとして、「精神的に健康でいたい」というのは、全ての人にとって、共通の願いであり、課題でもあります。でも、人は概して、自分及び身近な人に障碍等がなければ、これらについて考えることは少ないのが現実です。つい、「一部の人の問題だ」となります。ですが、例えば英国では、生涯のうちに、4人に1人は精神疾患を有すると言われています。となると、実は、殆どの人が当人、あるいは、家族として、精神的な健康について、直面するのです。そのようななか、本科目では、生きる・暮らす・よりよく暮らす、ということについて、講義やゲスト講師と私とのトーク、学生相互の意見交換のなかで深めていきます。そして、授業を通して、参加した学生が、やさしい気持ちになって帰っていかれることを目指しているのです。当たり前のことかもしれませんが、人はやさしくされたバトンを、次の誰かに渡したくて仕方なくなります。これらのバトンリレーこそが、目指すべき方向性です。
これらのことを実現するにあたって、授業でのモットーは、「楽しく、明るく、そして、深く」です。そのため、私自身のPSWとしての体験談はもとより、一市民、一人間としての自己開示も惜しみません。また、2日間の授業にメリハリと気分転換を兼ねて、私のプライベートネタの披露も重要視しています(笑)。本授業を通して、参加された方々の社会経験が、社会福祉実践で活かされることを望んでおります。そして、授業に参加された方々の、社会における、楽しく、かつ、やさしい気持ちをもって活動される後ろ姿こそが、多くの精神的課題を抱えている方々の一助になる、と考えているのです。
私は、日本福祉大学福祉経営学部(通信教育部)の本スクーリング(姉妹科目の「精神障碍者と福祉実践Ⅰ」を合わせて)において、多くの社会人学生さんたちにお会いできることを、心より楽しみにしております。ぜひ、第一歩を踏み出されてください…。

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