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お知らせ
2019年5月18日(土)、本学美浜キャンパスにて、本年度最初のスクーリングとなる「福祉経営序論」が開講されました。本科目では、福祉経営学部(通信教育)の導入教育として、福祉経営を学ぶ上での課題や方法について講義を行いました。入学式も兼ねたスクーリング開講式では、学長や担当教員、新入生代表の挨拶が行われ、日本全国から約200名の新入生が参加されました。
スケジュール
会場:本学(美浜キャンパス)
時間割 | |
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第1講 | スクーリング開講式 |
スクーリングオリエンテーション | |
担当教員による科目の説明(科目ガイダンス) 講師:山本克彦 教授 |
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第2講 | 担当教員による講義「福祉経営学部で学ぶということ」 講師:綿 祐二 教授(本学福祉経営学部長) |
第3講 | 分科会(1) |
第4講 | 分科会(2) |
第5講 | 講義「『問い』を立て、『探求する』ということ(1)」 講師:綿 祐二 教授、山本 克彦 教授、新谷 司 教授、藤森 克彦 教授 (教員ごとに分かれて分科会形式で開催) |
第6講 | 講義「『問い』を立て、『探求する』ということ(2)」 |
第7講 | 講義「『問い』を立て、『探求する』ということ(3)」 グループワーク「大学で学ぶということ」 講師:綿 祐二 教授、山本 克彦 教授、新谷 司 教授、藤森 克彦 教授 (教員ごとに分かれて分科会形式で開催) |
第8講 | 科目修了試験 |
スクーリングの様子
■スクーリング開講式
開講式は、児玉善郎学長の挨拶から始まり、新入生誓いの言葉、教員挨拶、最後に校歌斉唱によって締めくくられました。
(学長挨拶)
児玉学長は挨拶の中で、「本学は、日本で初の社会福祉学部をもつ大学であり、前身である中部社会事業短期大学から数え、今年で66周年となりました。また本学では、人びとの“ふくし ”『ふつうの、くらしの、しあわせ』の実現に貢献することを目指しています。多くの学生は知識や技術を身に付けて、社会に役立つ仕事がしたい、という願いを込めて本学に入学されたと思います。そのような目標を実現するとともに、卒業後には、地域の人々の“ふくし”を支える人材として、ご活躍されることを期待しています。」と述べられました。

挨拶を述べる児玉学長
(新入生誓いの言葉)
新入生代表を務められた竹内孝江(たけうち たかえ)さんは、「私は、昨年度まで公立保育園の園長をしておりました。そして、この春より、児童発達支援事業の施設長として携わることになり、より福祉について学びたいという思いが高まりました。また、以前より社会に向けて、理論に基づいた形で保育を語れるようになりたいという思いがあり、現場で実践を積むことに加えて、福祉についての幅広い知識による裏付けが必要であると考え、入学を決意しました。日本福祉大学で学ぶことにより、マネジメント能力を身に付け、保育者同士が高め合える組織を築き上げたい。さらには、現在の児童発達支援の職場において、育てにくさを感じている保護者の方々との相談の機会で、相談援助の実践力を高めていきたいと思います。年齢、経歴に関係なく、目標を持って学ぶ楽しさを分かち合う仲間がいることを心の支えとして、前向きに楽しく学びを深めていきたいと思います」と決意の言葉を述べられました。
新入生誓いの言葉 全文はこちら

新入生誓いの言葉を述べる竹内孝江さん
(教員挨拶)
新入生誓いの言葉の後は、福祉経営学部(通信教育)所属の先生方から、挨拶とともに新入生に向けて歓迎の言葉が述べられました。


挨拶を述べる科目担当の先生方・司会をつとめる藤森教授
(上左から綿学部長、青木教授、新谷教授、
下左から後藤教授、山本教授、李教授、藤森教授)
■スクーリングオリエンテーション、科目ガイダンス
スクーリング開講式が終了した後は、山本教授による科目ガイダンスが行われました。科目ガイダンスでは、本スクーリングの講義目的と到達目標が説明されるとともに、福祉経営学部(通信教育)の開講科目の構成や3ポリシー(入学者に求める人物像<アドミッションポリシー>、教育課程の編成・実施方針<カリキュラムポリシー>、学位授与の方針<ディプロマポリシー>)の説明がされました。

科目ガイダンスを行う山本教授

受講生の様子
■講義「福祉経営学部で学ぶということ」
講師:綿祐二 教授
科目ガイダンス終了後は、「福祉経営学部で学ぶということ」をテーマとした講義が、社会福祉法人の理事長でもある、本学福祉経営学部長の綿教授によって行われました。講義内では、「学びのスタートは、WHY?(なぜ?)から始まる。この問題意識を大切にして学習を続けてほしい」とメッセージが送られました。

講義をする綿教授


講義中の様子
■分科会
講義の後は、先生方の専門分野ごと、分科会が行われました。各々が関心のある講義に参加し、熱心にメモをとる受講者の姿がみられました。
分科会(1)(受講生は1つ選択) | |
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「精神保健福祉の現状と課題」 | 青木聖久教授 |
「少子高齢化時代の社会保障制度の課題」 | 李 忻教授 |
「児童の権利と今日的課題」 | 安藤健一准教授 |
「困っている子ども・家庭の実態と支援のあり方を探る」 | 後藤澄江教授 |
分科会(2)(受講生は1つ選択) | |
「認知症当事者の語りから、認知症ケアを考える」 | 中島民恵子准教授 |
「ソーシャルワークアセスメントスキル」 | 田中和彦准教授 |
「罪を犯した高齢者・障害者への福祉的支援の現状と課題」 | 鷲野明美准教授 |
「公的扶助制度の沿革と今日的課題」 | 明星智美准教授 |


分科会で講義を行う先生方(左から、安藤准教授、中島准教授、田中准教授、鷲野准教授、明星准教授)
■講義:「『問い』を立て、『探求する』ということ」
講師:綿 祐二 教授、山本 克彦 教授、新谷 司 教授、藤森 克彦 教授
(教員ごとに分かれて分科会形式で開催)
第5講からは、綿 祐二 教授、山本 克彦 教授、新谷 司 教授、藤森 克彦 教授による講義「『問い』を立て、『探求する』ということ」からスタートしました。この講義は、教員ごとに分かれて分科会形式で開催され、志望動機や学びたい内容、自分の問題意識を振り返る授業が展開されました。また、ゲスト講師として助教の先生方も参加し、先生方が福祉を志すきっかけや研究動機について語られました。



福祉を志すきっかけや研究動機について語る先生方(左から杉山助教、片岡助教、新川助教)


受講生の様子
■グループワーク:「大学で学ぶということ」
講師:綿 祐二 教授、山本 克彦 教授、新谷 司 教授、藤森 克彦 教授
(教員ごとに分かれて分科会形式で開催)
続いて、「大学で学ぶということ」をテーマに、グループワークが展開されました。グループワークを通じて、教員や学生同士のコミュニケーションが深められ、入学動機や目標を共有し、共感しあう場面や励ましあう場面が多くみられました。


講義を行う先生方(左から新谷教授、藤森教授)




グループワークの様子
今回のスクーリング「福祉経営序論」に参加された学生の多くは、この4月の入学された新入生になります。通信教育部と聞くと、入学式などの対面での行事はないと思われるのではないでしょうか。本学では、この「福祉経営序論」を新入学生の入学式と位置付け、3月には卒業式である「学位記授与式」(任意参加)も開催しています。
スクーリングは、普段の在宅での学びを深める場であり、教員や仲間と親交を築く場でもあります。きっと、対面だから見つけられることが多くあったと思います。スクーリングは今後も全国各地様々なテーマを題材に開講されます。本学にご興味ある方は、本HP上から資料請求できますので、是非ご検討ください。
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