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日本福祉大学通信教育部での学び 卒業生対談
学ぶこと全てがとにかく楽しい!だから自然にモチベーションも維持できる
- Q新谷教授:仕事や活動、家事などで忙しい中、どのように学習の時間を捻出し、モチベーションを保ちましたか?
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久保田 みずほ(くぼた みずほ)
東京都在住。認知症の人と家族を支援する組織や、成年後見を推進するNPOの活動に関わる中で、福祉を学ぼうと決意。社会福祉士資格を生かし、精神障害者作業所に勤務。和田氏:仕事から帰って、普通はテレビを見るなどして過ごす時間を学習に充てました。
新谷教授:1日何時間くらいですか?
和田氏:平日は1~2時間ですね。それ以上は集中力が保てないので、後は週末など時間のある時にやりました。仕事の隙間時間に進めることもありました。その時もオンデマンド学習が役立ちました。
山口氏:平日、上の子を保育園に預けている9~16時の間、下の子の面倒を見ながら勉強しました。子どもが眠ったら勉強し、泣いたらおむつを替えて、また勉強という具合に。楽しかったので、モチベーション維持の努力は不要でした。
新谷教授:しかし、勉強が楽しいと言えるのは素晴らしいです(笑)。
久保田氏:私はパートタイムで入っていた仕事を一旦やめ、堂々と勉強できる二度とない期間として学習を生活の中心にしました。楽しいのでモチベーションは下がりませんでした。が、逆に仕事をしていない不安はあって、福祉関連の講演に行ったり、ソーシャルワーカーの方に会いに行ったりして、自分が福祉を学ぶ意義を確認していました。
- Q新谷教授:学習を進める上でのアドバイスはありますか?
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久保田氏:社会福祉士資格を目指す場合は特に、必要なものを取り逃さないよう、大学からくる「お知らせ」のチェックは大事です。課題を進めるには他の人の情報も役立ちます。私は大学のウェブ上の掲示板で仲間を募り、近い地域の人たちと集まりました。
山口氏:私は掲示板でのやり取りを見ることで、色々参考にしていました。スクーリングに行けない人たちも情報交換の場としてうまく利用するといいでのではないでしょうか。
一生ものの出会い、つながりが得られたスクーリング
- Q新谷教授:和田さんと久保田さんはスクーリングへ参加されていますね。どうでしたか?選択は何を基準にしましたか?内容?場所?
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和田 倫幸(わだ ともゆき)
静岡県在住。大学卒業資格の取得を目指し、また、医療介護用品代理店の営業職として施設関係者と接する中で福祉の知識を身に付けたいと考えて入学。在学中に転職し、現在は医療機器メーカーの営業職勤務。和田氏:僕は行きやすい場所というのが優先で、年に1回位のペースで、静岡や浜松、あと本学にも行きました。本学のキャンパスへ行った時には大学の雰囲気が味わえました。
久保田氏:社会福祉士資格のための必要性で参加したものが多かったですが、資格関連以外にもいくつか興味のあるものに参加しました。
普段の生活で出会うのは同じような価値観の人が多いのですが、スクーリングはいろいろな年齢、職業の人たちと出会え、多彩な角度の視点を知ることができる貴重な機会で、終わった後にお茶を飲みながら情報交換もしました。人脈、つながりがたくさんできて、卒業後も交流は続いており、何かあった時には相談もしています。新谷教授:一生もののつながりは貴重ですね。スクーリングでの苦労はありませんでしたか?
久保田氏:日数を絞ってある分1日が長くみっちりで大変でしたが、みんなで一緒に目標に向かっているという思いで乗り越えられました。
新谷教授:通信課程開設の初めの頃はスクーリングで30単位必要だったのですが、それがオンデマンド導入で緩和されました。また、凝縮するのでどうしても内容がぎっしりにはなりますが、土日で終えられるのは全国でも珍しいケースです。
久保田氏:そうなんですか!
新谷教授:社会福祉士国家試験の壮行会へは行きましたか?
久保田氏:はい、行きました。激励でファイトをもらっただけでなく、わからなかったらこうしろという裏技まで伝授してもらえました。
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