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社会福祉士/精神保健福祉士の国家資格を取得するまで 卒業生対談

福祉の国家試験を目指す―その実際は?

社会福祉士/精神保健福祉士の国家資格を取得するまで 卒業生対談

卒業生

Discussants

国家資格の合格者数でも抜きん出た実績を持つ日本福祉大学通信教育部。そのポイントから選んだという人も少なくありません。実際に国家資格取得を目指して入学し、それぞれ社会福祉士、精神保健福祉士の試験に見事合格。目標を達成した卒業生2人に、その経緯やエピソードを語ってもらいました。
(年齢や役職等は取材時のものです)

経験の中で知識の必要性を感じ
社会的な信頼性から目指した国家資格

Q青木教授:初めに、現在のお仕事について教えてください。

青木 聖久(あおき きよひさ)

青木 聖久(あおき きよひさ)
日本福祉大学教授。社会福祉学博士。精神保健福祉を専門分野とし、主な研究テーマは精神障碍者が利用可能な所得保障制度、障害年金の有効活用と課題(無年金問題含む)、精神保健福祉士の専門性と役割、普及啓発の方法論、精神障碍者の地域生活支援など。

宇佐見氏:精神科単科の病院でPSW(精神科ソーシャルワーカー)として働いています。

水野氏:介護付有料老人ホーム・グループホームの管理者を務めています。以前は特別養護老人ホームで介護士として働いており、介護畑はトータルして8年目です。

Q青木教授:お二人が大学で学ぶこと、国家資格を目指したきっかけは?

水野氏:高校で進路を決める時期に、様々な職業の人の話を聞く授業があり、その中で知ったのが医療ソーシャルワーカーの仕事。入院中の生活のことや治療の先のことまでを考える仕事だと知って、素晴らしい仕事だと思いました。そこで社会福祉士の資格を目指したいと考えました。が、諸事情もあって、後に通信か夜間の大学で受験資格を得ることにしました。
そして、専門学校を経て介護現場で働く上で実感したのが、広い知識の必要性と資格の重さ。いろいろな人と対等に話をするには、資格があるかないか、つまり専門職と認められるかどうかで状況が大きく変わってきます。元々予定していたことに加えてそれも後押しとなり、ちょうど仕事にも慣れたタイミングで国家資格の取得に向けて動き出しました。

宇佐見氏:離婚や子どもの病気など、様々な経験を経たことで、人から相談されることが増え、それに主観だけで答えていいものかと疑問を感じるようになり、専門的な知識を身に付けたいと思うようになりました。
また、自分自身、知っていれば役立つ制度なども知らないことで生かせないという現状がありました。困っている人は自分で情報を探す余裕も気力もなく、必要とするものに行き着かないことが多々あります。必要とする人に必要な情報を伝えられる仕事ができないだろうかとリサーチし、たどり着いたのが精神保健福祉士。認定心理士カウンセラーなど、いろいろな選択肢の中でこれだと思ったのは、アドバイスではなく、情報を持ちながら寄り添う立場ということ、そしてやはり、より信頼性の高い国家資格という部分が大きかったです。

青木教授:知識の必要性に加えて国家資格という社会的な価値、信頼が決め手になったわけですね。

資格取得に向けた学校選びの決め手は
大学の知名度や国家資格の合格実績

Q青木教授:では、なぜ日本福祉大学の通信教育部を選んだのですか?

水野氏:学費の面、そして、福祉と言えばこの大学というぐらいの知名度の高さからです。周囲にも通っている人や卒業生がいました。

青木教授:知名度や実績から、選択は自然な流れだったと。

宇佐見氏:私は、実は大学名も知りませんでした。自分がまさか大学へ行くなんて全く想像したこともなかったので。学校をネットで調べて、卒業率と国家試験合格者数の多さがダントツだったことで決めました。

Q青木教授:社会人になってから大学で学ぶということについて、周りの反応はどうでしたか?

水野氏:初めは誰にも言っておらず、親への報告も卒業、資格取得の後でした(笑)応援してくれたのが、在学中に付き合いだした彼女。今は奥さんですが、その助けがあったから最後までやり通すことができました。

宇佐見氏:そもそも、まさかできるとは思っていなかった私に、スイッチを入れたのが母の言葉でした。何気なく「こんなのがあるんだよ」と言った時に返ってきた、「やってみれば?」の一言。その時は入学時期まで時間がなかったので、すぐに入学を申し込みました。

Q青木教授:ちょっと背中を押されるだけでモチベーションが上がる、そんなこともありますね。近い人ならその力はより強いでしょう。では、日本福祉大学で学んでよかったことは?

水野氏:介護施設の管理者という仕事は、日々非常に多くの、幅広い相談を受けます。そのベースに、学んだことが確実に生きています。「あ、これはあの授業で出てきた」ということも多く、少し調べれば答えられることがほとんどです。大学で培った土台の上に仕事の経験を重ねることで、大体のことは糸口がわかるようになりました。

宇佐見氏:深く学ぶことで、福祉という仕事の根底が分かったと思います。また、先生方から「周りとつながりなさい」と推奨された通り、スクーリングへの参加を通し、同期や先輩との間で深いつながりをつくることができました。人との距離が、通信なのにまるで通学のような近さでした。

青木教授:同期の横のつながり、そして先輩や卒業生との縦のつながりが強いのが本学の伝統。授業の内容のみならず、そんなソフト面のメリットも知ってほしい部分です。

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