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時田 優子さんインタビュー(2)

国家試験の勉強を通じて
将来必要となる基礎知識が身に付く

Q仕事と両立する上での学習方法について教えてください。

学習するのは自宅が多いですが、図書館やお気に入りのカフェなど、場所を変えることもあります。環境を変えることで気分転換になり、いつも以上に集中できたりします。
また、メリハリを大切にしています。フルタイム勤務の頃は休みの日に集中して勉強し、平日は通勤時間を利用して電車の中でオンデマンド授業を視聴ました。現在は休みの日は学習を中心にし、仕事のある日は無理をせず早く帰れた日に少し勉強するといった感じです。

Qどうやってモチベーションを維持していますか?

家族や友人、職場の人など、周りに「国家試験に1回で合格する!」と宣言し、自分にプレッシャーをかけています。口に出すことで後に引けなくして、自分自身を追い込む感じですね。
また、国家試験の学習もただ資格を取るためだけでなく、必要な基礎知識をつけるため、働く時のためだと思って取り組むと、それによってもモチベーションがキープできています。

実習を通じて視点が変化
今の自分を生かしながら役に立てるという自信がついた

Qスクーリングや実習はどうでしたか?

社会福祉士の演習スクーリングは、行く前には自分が他業種ということから引け目を感じていましたが、実際は周りの人がとても温かく受け入れてくれてグループワークでの発言もしやすかったです。福祉関係で働かれている人から現場のことをいろいろと教えてもらいました。

実習は、初めは行きたくなかったのですが(笑)、とても楽しかったです。
場所は知的障害者を持つ人の就職相談や就労継続支援を行っている事業所で、就職支援の現場を見てみたいと思って選びました。そこでたくさんの刺激を受け、利用者さんと会話が成り立たないことで距離が縮められないといったコミュニケーションのつまずきも体験。実習指導者に適切なアドバイスをもらえたことでそれを乗り超え、また、様々なことを教わって見方が変わりました。実習を終える頃には、障害のある人はあれもこれもできないと思っていた自分が、できることに目を向けるようになっていました。

さらに、効率や生産性といった面では、今の仕事や会社のいいところを取り入れれば、もっと改善できることがあるという気づきもありました。福祉分野は未経験でも、今の自分を生かして役に立てるかもしれないという自信が生まれました。

合格の先に目指すのは障害を持つ人の就職支援
異分野の経験はきっと強い武器に

Q今後の目標を教えてください。

まずは社会福祉士の資格を手にすることです。早く福祉の仕事に就くために絶対2年で資格を取ると決めたので。
その後は、やはり当初の考え通り、福祉の道へ進み、障害者就労支援に関わるのが目標です。相談援助を行う上で、これまでの仕事の経験も生かせるのではと思っています。
また、これは全く漠然としたイメージですが、公と民間が手を取り合い、よい所を融合できるような事業ができれば、もっと的確で効果的な支援ができるのではないかと考えています。

Q入学を検討している人にメッセージをお願いします。

私のように経験のない人も、異業種を理解していること、そこで培ったものが武器となるのがこの福祉の分野。もしも興味や関心、思いがあるのなら、思い切ってチャレンジしてほしいと思います。

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