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水野 友喜さん インタビュー(2)

在学中の転職もスムーズに成功
幅広い相談を受ける仕事に
大学での学びが生きて信頼を確立

Q在学中の転職、現在のお仕事について教えてください。

在学1年半程の時に腰を痛めて特養を辞めた後、紹介されて現在の会社へ。現場の介護職から、管理者になりました。途中ではありましたが、大学で福祉を学び、社会福祉士の資格取得を目指していたことも、スムーズな転職につながったのかもしれません。

今の仕事は一言で言うと、何でも屋です。利用者さんの受け入れ、入所手続きや契約などの事務的なことから、スタッフのマネジメント、各種の相談やトラブル対応、さらに営業、時には、人手が足りなければ現場のヘルプもします。あらゆる面から支える、相談にのるという意味では、活躍の場こそ違いますが、福祉に興味を持つきっかけになった医療ソーシャルワーカーの仕事に近いものがありますね。

Q学んだ内容や取得した資格は、そこにどう役立っていますか?

この仕事は介護のことだけを知っていればいいわけではなく、幅広い知識が求められます。日々何を相談されるかわからず、多いのはお金に関することですが、施設とは直接関係ないことも多々あります。そんな時、様々な制度のことやその関連を知っているか、それについてアドバイスできるか、パッと答えが出せるか、動けるかで信頼が全く違ってきます。
学んだことが引き出しになり、毎日役に立っていると言っても過言ではありません。たとえば年金や保険などの相談を受けても一通りはわかるので、少し調べれば答えることができます。大学で学ぶことで土台ができた所に、自分の仕事の経験を重ねることで、大体のことは糸口がつかめるようになりました。

さらに、資格を取得する上で学んだソーシャルワークの技法も、利用者さんやその家族とのコミュニケーションに役立っています。

社会福祉協議会での実習で
福祉の幅広さを知って
見方や考え方が広がった

Q福祉を学んだことで自分に変化はありましたか?

僕にとって最もインパクトが大きかったのが社会福祉協議会での実習でした。地域へ出て、独り暮らしの高齢者のお宅といった、それまで知らなかった世界に触れ、福祉にもいろいろな分野があるのだと知りました。

特に実習先の担当者からたくさんのことを教わり、見方や考え方が変わり、視野が広がりました。たとえば、施設と地域の違い。施設ではできない部分を手伝うことで喜ばれますが、地域ではそれが大きなお世話になる時もあります。印象に残っているのが、担当者の「福祉は諸刃の剣」という言葉。福祉の仕事は触れば触るほど問題が顕在化するということです。そのため、どこまで介入するのか、していいのかの見極めも大事なのだと学びました。

また、同じ社協で実習を受けた仲間とは、年齢もバックボーンもバラバラのメンバーですが、今も付き合いが続いており、お世話になった社協の担当者や、時には大学の実習担当の先生も交え、集まって食事をすることもよくあります。

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