社会福祉士になるには、厚生労働大臣が指定した指定試験機関である(公財)社会福祉振興・試験センターが実施する「社会福祉士国家試験」に合格しなくてはなりません。この国家試験を受験するためには、法律に定められた受験資格が必要です。
※実習施設は全国にある指定実習施設 から選択可能。
(実務経験により、現場実習が免除になる場合があります。詳しくは資料請求 にて同封されます『出願手続要項』をご覧下さい。)
全国各地の様々な分野で、日本福祉大学通信教育部の卒業生が活躍中です。
習得した知識や資格、学んだことを活かし、キャリアアップや新たなフィールドの開拓を実現しています。
本学で「社会福祉士国家試験受験資格」を取得するためには、次の2つの要件を満たさなければなりません。
正科生として本学を卒業すること
(国家試験を受験する年度末に卒業する必要があります)。
本学が開講する社会福祉に関する指定科目の単位を修得(社会福祉士指定科目対照表参照 )すること。
正科生として卒業するためには、次の要件を満たすことが必要です。
124単位以上(うちスクーリング単位30単位以上)を修得すること。
必修科目の「福祉経営序論」と「スタートアップセッション」の単位を修得すること。
※両科目ともスクーリング科目、オンデマンド科目の両方で開講しています。
必要年数以上在学すること。
※必要年数
1年次入学の場合 入学後4年以上在学
2年次編入学の場合 入学後3年以上在学
3年次編入学の場合 入学後2年以上在学
4年次編入学の場合 入学後1年以上在学(社会福祉士取得の場合2年以上)
社会福祉士の国家試験受験資格を取得するための科目です。実習科目は現場への配属実習が必要となります。また「テキスト学習」と「スクーリング学習」2つの学習形態を通じて学びます。テキスト学習は課題レポート等を作成する記述式の学習方法です。科目によって講師の添削指導があります。
社会福祉士 演習・実習科目 | ||
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相談援助演習Ⅰ | テキスト学習+スクーリング学習(1日) | スクーリング開催地 北海道・東京・神奈川・愛知 大阪・岡山・福岡 (※上記の地域で社会福祉士の 演習、実習科目を受講することができます) |
相談援助演習Ⅱ | テキスト学習+スクーリング学習(2日) | |
相談援助演習Ⅲ | テキスト学習+スクーリング学習(2日) | |
相談援助実習指導Ⅰ | テキスト学習+スクーリング学習(2日) | |
相談援助実習指導Ⅱ | テキスト学習+スクーリング学習(2日) | |
相談援助実習 | 現場実習 24日間/180時間以上 |
実習先は大学の指定実習施設から選択します。 |
※実務経験による「相談援助実習指導Ⅰ・Ⅱ」、「相談援助実習」の免除が可能です。
相談援助演習・相談援助実習指導について
相談援助実習について
社会福祉士国家試験受験資格の取得を目指す場合、入学時(2015年3月31日時点)に、指定施設で1年以上の相談援助業務実務経験がある方は実習免除(「相談援助実習」「相談援助実習指導Ⅰ・Ⅱ」の免除) を受けることができます。ただし、実習免除を受ける場合でも、演習科目である「相談援助演習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ」は単位修得する必要があります。
※4年次編入の方は実習免除者であっても学習期間は最短2年必要です。
人びとの"最善の利益"のために…社会経験豊かな学生たちと教員がお互いを高め合う
本学通信教育部で社会福祉士をめざす学生は、すでに相談援助に携わっている人、介護・看護等に携わっている人、異なる業種から社会福祉の職場をめざす人など、多様なバックグラウンドとさまざまな動機を持って学んでいます。本学の特色は、学生の豊かな社会経験を最大限に活かしながら、学生相互に、そして学生と教員が双方向で学び合い育ち合う学習環境にあります。
社会福祉士は、さまざまな生活上の困難を抱えた当事者・家族、あるいは地域の福祉問題の解決のために他の専門職等と協働してソーシャルワークを展開する専門職です。
社会福祉士養成教育では、福祉がわかる善良な市民であることにとどまらず、人びとの"最善の利益"の実現のために、専門的な知識・技術と高い倫理観に支えられた実践力を身につけることが求められます。
そのため、関連科目のオンデマンド・テキスト学習だけでなく、実践の場で求められる知識や技術・価値を模擬的に学ぶ場として「演習」を位置づけ、テキスト学習とスクーリングを通して実践場面を想定した学びを深めます。また、4年次に行われる実習は、学習・演習の成果が総合的に問われる実践の場となりますが、質の高い実習に取り組めるよう3年次から「実習指導」として、スクーリングや段階的な学習課題の提出と添削指導を繰り返します。いずれの科目も、コツコツと学習を積み上げる継続力や時間管理を含むセルフマネジメントの力が必要ですし、スクーリングでは志を同じくする仲間と出会う絶好の場であると同時に共感力や協調性、人とつながる力が問われます。
職業生活、家庭生活、地域生活と学生生活に加え、社会福祉士をめざす実習・演習、専門科目の学習はけっして楽なことではありません。しかし、人びとの"最善の利益"のために働きたいと願うみなさんには、高い志と情熱をもってチャレンジしていただきたいと思います。
第26回社会福祉士国家試験
合格者数 6年連続全国大学 第1位 823名(新卒:490名 既卒:333名)
合格率 全国大学通信教育課程 第1位 54.1%(2013年度新卒者)
国家試験受験対策講座では、忙しい社会人の方でも参加しやすいように様々なプログラムを開講しており、2013年度は延べ3,898名が受講(外部受講生含む)しました。
講座内容としては、1~2日間の短期集中で重要項目や受験テクニックなどを解説する「対面講座」や、学習の習熟度を客観的に確認し復習することで知識の定着を図る「模擬試験」、日常のすきま時間を有効に活用するPCや携帯を使った「WEB講座」などを開講しています。
国家試験に的を絞った効率的な学習コンテンツを提供することで、資格取得を強力にバックアップします。
社会福祉士
精神保健福祉士
一人ひとりの学習目的に合わせられる履修計画
仕事と学業との両立を図りたい。大学卒業や資格取得を目指したい。
本学では、学習目的とライフスタイルに合わせて在宅学習でもスクーリング単位の一部を修得できるようバランスの良い履修プログラムを組み立てることができます。
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