医療政策論
日本の医療制度は超高齢社会を迎えて、大きな転換期にある。「いつでも、どこでも、誰でもが安心して医療をうけられる」という目標の実現が、高齢化と低成長経済の下で困難となっているからである。医療サービス自体もかつての感染症時代から成人病・生活習慣病へと推移する中で、公平と効率の観点から医療制度に関わる「人」「物」「金」「情報」のすべてにおいて、その改革が迫られている。臓器移植や未承認新薬等に象徴される高度先進医療への大きな期待とともに、高齢者の長期ケアのための医療と福祉を接合した介護保険制度の創設と普及など、患者の自己決定やQOL (生活の質)の向上などの新しい動きをふまえて、医療政策のあり方は国民の健康の維持と増進に大きく影響している。本講義では、医療政策の展開と今後の課題・方向について学んでいく。
科目名 | 医療政策論 | 単位数 | 4単位 | 科目形態 | テキスト科目 |
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担当教員 | 李忻 |
- 社社会福祉士国家試験受験資格指定科目
- 精精神保健福祉士国家試験受験資格指定科目
- AAFP資格試験受検資格指定科目
- 必必修科目(「福祉経営序論」はオンデマンドかスクーリングのいずれかを、「スタートアップセッション」はオンデマンドを必ず履修してください。「スタートアップセッション」はスクーリングでの開講はありません。)
- 新 1、2、全新1、2年次入学生全員履修科目