単身世帯と社会政策
単身世帯を切り口にして、日本社会の課題とその対策を考える。具体的には、単身世帯の増加の実態とその背景についてデータに基づいて理解する。また、単身世帯は、二人以上世帯に比べて、貧困、社会的孤立、要介護時の対応などの点で生活上のリスクが高い。このような生活上のリスクに対して、求められる政策―社会保障の機能強化、地域づくり、働き続けられる社会―を考える。最後に、家族の支え合いを前提に構築されてきた日本型福祉国家が、現在岐路に立っていることを認識し、今後の方向性を考える。
科目名 | 単身世帯と社会政策 | 単位数 | 2単位 | 科目形態 | スクーリング科目 |
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担当教員 | 藤森克彦 |