地域共生社会と地域づくり
地域共生社会・地域福祉の考え方の中核を成す「地域づくり」は、戦後の社会福祉の発展の中で一貫して大切にされてきた。この「地域づくり」について、社会福祉制度が未成熟な時期、成熟していく過程、成熟化した時期(まだ不十分な点はあるが)で一貫して変わらない点と、大きく変化をしてきた2点に焦点をあて、十分な理解をすすめる。また、社会福祉分野の中では、「地域づくり」は社会福祉協議会の仕事といった印象が強いが、古くから施設法人等、他の社会福祉関係者も取り組みを行ってきた。地域共生社会の考え方においては、施設法人も「地域公益活動」などを含めて、福祉の視点での「地域づくり」をすすめていくことが求められている。本講義では、地域共生社会・地域福祉における「地域づくり」の理念と実践を学ぶとともに、今後の自らの活動の展開を目指して、具体的な実践方法を学ぶ。
科目名 | 地域共生社会と 地域づくり |
単位数 | 2単位 | 科目形態 | スクーリング科目 |
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担当教員 | 渋谷篤男 |