国際開発と貧困問題
グローバリゼーションや規制緩和を背景として、世界では市場を通じた経済活動が主軸になり、極度の貧困状態にある人々は減少している。ビジネスを通じて貧困から抜け出せるようにしようという動きもある。他方で、経済成長が進み始めた新興国の内部での格差はむしろ拡大している。健康面に目を転じると、結核などの感染症をはじめとする疾病予防においても大きな課題が山積している。このスクーリングでは、共治(ガバナンス)に視座を置きながら、それら途上国の政府と市民社会組織とが相互作用をしながら、さらに国際社会の諸機関も関わりながら、いかにしてこうした諸課題の解決にむけて取り組んでいるのかをインドを中心に学んでいくことにする。
科目名 | 国際開発と貧困問題 | 単位数 | 2単位 | 科目形態 | スクーリング科目 |
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担当教員 | 斎藤千宏 |