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お知らせ

日本福祉大学 幼保特例プログラム スクーリングレポート(乳児保育)

幼保特例プログラムスクーリング『乳児保育』(担当教員:森田 智美)が行われました。この科目では、乳児保育の基本について考え、その重要性を理解するとともに、乳幼児期の保護者心理の背景や特徴を理解し、保護者支援についても考えます。
スクーリングには、幼保特例プログラムを利用して保育士資格を目指す約60名の学生が参加しました。本スクーリングのレポートをお届けします。

乳児保育

乳幼児の他者と関わる力、他者の関わりを引き出す力を学び、新たな視点を得る。

1.本科目の目標

【授業の目標】
  1. 乳児保育の意義、理念、内容、方法、行政施策等に関する最新にして不可欠な知識や情報について学ぶ。
  2. 実習や演習を通して保育実践に役立つ専門的技術を修得する。
  3. 乳幼児期の保護者の子育ての不安の背景や特徴を理解し、保護者支援について具体的に学ぶ。
<学習目標>

本科目については、以上の目標に沿って、保育における家庭支援および保育相談支援を学ぶ重要な知識および論点を提供します。
「子供の最善の利益」の視点に立ち、子どもと保護者、家庭を支援する醍醐味を感じとることのできる学びになることを願っています。

2.講義の内容

1.担当教員による講義
「6カ月未満児の発達の特徴と保育技術」

2.実習・DVD視聴・レポート作成・グループ発表

3.担当教員による講義
「6カ月から1歳3カ月未満児の発達の特徴と保育技術」

4.実習・DVD視聴・レポート作成・グループ発表

5.担当教員による講義
「1歳3カ月から2歳児の発達の特徴と保育技術」

6.担当教員による事例から連携を考える
レポート作成・発表

7.レポート形式の科目修了試験

3.講義の様子

担当教員による全体講義。事前にオンデマンドで学んだ乳児保育の内容を復習した後、「わらべうた」の実演などを取り入れながら、それぞれの発達段階における保育の留意点について理解を深めました。

実習では、乳児の人形を使い、おむつの付け替えや、沐浴などを体験しました。

DVDの視聴では、乳幼児の発達段階ごとの反応や、周囲の環境が乳幼児に与える影響等を学びました。

DVD視聴後は、グループワークで理解を深めました。各グループで、感想を述べ合うと共に、「保育をするうえで留意する点は何か」をテーマに、志を同じにした学生同士、活発に意見交換をしていました。

グループワークでの議論を踏まえて、各グループより発表がなされました。

4.担当教員VOICE

乳児保育は、保育にあたる者が、一人一人の子どもをしっかりと受けとめ、言葉で訴えるすべをもたない乳児の求めている思いを、的確に捉える必要があります。そのためには、子どもの目線や小さな行動表情を見逃さず、心地良いスキンシップを惜しまず実践することが必要になります。しかし、この様な言語以外の声にならない声を、子どもの表情や仕草から感じ取り、「本当は、こんな気持ちがあったんだよね。」と代弁する保育士の対応は、保育・幼児教育の基本であるとさえ考えられます。その意味で、乳児保育を学ぶことは、幼児教育に携わる者にとって、非常に重要なスキルを深めることに気づく機会となるでしょう。スクーリングでは、異年齢の参加者だからこその気づきを、私も含めお互いに深められれば楽しいですね。

本件に関するお問い合わせ

日本福祉大学通信教育部事務室

住所 〒470-3295 愛知県知多郡美浜町奥田
電話 0569-87-2932 (平日 9:30-17:00)
FAX 0569-87-2308
メール tsqa@ml.n-fukushi.ac.jp

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